もしかして、4月更新わすれました？？；；

カトル―；；申し訳なーい；；
この、この、後頭部をピンヒールで踏みにじりくれー；；
うおーーーーーー；；

と、絶叫し地面を拳で殴りつけるトロワ（軍曹代理）に、
天使のように、にっこりと屈託なく笑うカトル様の清純な姿が見えた。

お、怒っていないのか？。。。

恐る恐る、地面に擦り付けたおでこについた砂も気にせず、上を向くと、たおやかな衣を纏いし女神のような神秘的なカトル様が、トロワの前で膝をつくと、そっと、握りしめた拳の力を抜くように、その小さく柔らかな両手で包み込んできた。

こ、これは神だ。

気にしないでください。
あなたの想いは届いています。
長く長く、愛してくださっています。
ぼくはそれに感謝しています。

カ、カトル。。

顔を上げてぼくを見てください。

そ、それはできない。。

どうして？

悲し気に曇る声にトロワは焦りを覚えた。

も、もしや、もう僕が。。。

カ、カトル！　そんなことがあろうはずが、

ぽたりと拳に熱い雫が落ちた。

な、泣いているのか。
俺はカトルを悲しませているのか。

違うんだカトル！

すっと、握られていた手の力が抜かれていくのを感じ、焦って手探りでその華奢な手首を手繰るように探り強く握りしめた。

カ、カトル。行かないでくれ。
俺にはお前しかいないんだ。

で、でも。。。

僕は、不要なんでしょ？

消え入りそうな震える声でそう言った。

こんな悲しい言葉をこの人の口から言わせてはいけない！

違うカトル、俺はただ、お前がまぶしく上を向けないんだ。

なにを言ってるんだい。
そんなこと言わないで。
ぼ、僕のこと、、、

ぽたぽたと落ちる涙が、広がる前に。

言わせてはいけない！

ぼくの事、き

カトル！！

トロ、ワ？

俺の姿を見ても引かないでくれ。

引く？

そう言うと、トロワはゆっくりと顔をあげていった。
カトルと目線を合わせるために。

ト！　トロワッ！！

トロワの鼻梁の良さをあざ笑うように、鼻血が両鼻から流れ出ていた。

トロワ！

呆れただろ。。。

情けない自分の姿に自嘲気味の声を出すトロワ。
カトルは、目を大きく見開いた。

トロワ！　大変！！　どうしたの？　痛くない？　しっかりして！

ブホーーーーッ！

血しぶきが放たれ、カトルの頬まで容赦なく鮮血が飛び散った。
その美しい衣が塗れるのも構わずトロワの頬を両手で包み込むと、ギュッとその胸に強く抱き締めてくる。

トロワーー！

カ、カトル？

しっかりしてー！
下を向いて、目頭の下をつまんで、じっとして！！

カ、カトル、
(*´Д`)ﾊｧﾊｧ
カト、ル。。。

息まで荒い！？
苦しいのトロワ。僕がいるからね！

柔らかで華奢なカトルに抱きしめられ鼻血が滝のように止まらない。
気持ちよすぎた。
触れてくるカトルの躰も柔らかな声も、その、優しく労りを忘れない心が愛しく、興奮しトロワの鼻血は止まる気配を見せようとしない。

こんなに、出血したら血が足りなくなっちゃうよ。しっかりして、トロワ！

ギュッとカトルが抱き締めると、労りのぶんだけ、鼻血が噴き出す。

トロワ、しっかり！
き、きみがいないと、ぼ、僕。。。

カトルぅ！
(*´Д｀) ﾊｧﾊｧー

トロワ、いやー！！　しっかりして！

(*´Д`)ﾊｧﾊｧ
カ、カトル。。

トロワ！

(*´Д｀) ﾊｧﾊｧ
ｶ､ｶﾄﾙ。。。
す、好きだ、カトル、愛してる。

ト、トロワ！！
トロワ――ッ！！

(*´Д`)ﾊｧﾊｧ
ｶ､ｶﾄ､ﾙ。。。

トロワの鼻血がとまり、息が落ち着くまで、この後３４時間を要した。

こうして二人の愛はさらに深まるのであった。



◆ＦＩＮ◆



申し訳ありません、４月更新を忘れていたようです。
してないですよね？してたりして（笑）

お詫びにトロカトを書いてみました（こうしてトロカトの人から嫌われるんだな；；）

むゆき軍曹の愛は健在です。頑丈です！！(笑)

カトル教徒のカトル総受けのオレカトです（笑）

これからも、コツコツがんばって参りますので、応援していただけますと、嬉しいです！

今年も新刊を出したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします！

また拍手やコメントなど頂けますと、がんばる糧になりますので、拍手だけでも戴けると嬉しいですｖ
今後もよろしくお願いいたしまーす。